放課後の片想い
終礼が終わった。
始業式だから午前中で終わり。
「前川行こっか」
「うん」
帰宅準備をしていると
「日和」
鈴原くんが迎えに来てくれた。
「俺もいるよー」
足立くんも。
「桜ちゃん、今日お休みなの」
「マジか。風邪ひいたんかな?アイツ」
「何日か前から熱出してて、やっと昨日下がったんだよ」
「だからね、今から加藤くんとお見舞い行こうって言ってて」
「俺も行くわ」
「俺も行くからねー」
足立くんも一緒に行く事になった。
加藤くんがバイトしているコンビニに寄って差し入れを買う事にした。
「加藤くん、柚子のジュースにするの?」
「あぁ。桜これ好きだし」
加藤くん、なんだか桜ちゃんに詳しい。
それに夏休みから名前で呼んでるし。
もしかして、、付き合ってる???
いや、、それなら桜ちゃん絶対教えてくれると思うし…
そんな時に足立くんの言葉を頭をよぎる。
“俺、桜好きなんだよね”
頭をブンブンと横に振る。
「何してんの?」
少し呆れた顔でこっちを見ている鈴原くん。
見られてた!!
恥ずかしい!!
「なんでもないよ!!」
みんなで色々選んでお店を出た。
「桜の家は—…」
「桜ん家、こっち」
加藤くんの言葉を遮って案内を始めたのは足立くん。
「彗、なんで家知ってんの?」
「前に桜たちがナンパされた時に送ったから」
鈴原くんと足立くんが先に歩いていく。
なんだか加藤くんの表情が少し暗く見えるのは気のせい?
「加藤くん?」
「…なに?」
「何かあった?」
「えっいや、大丈夫。ごめんな」
どうして謝るの?
やっぱり何か辛い事とか嫌な事があったのかな?
「加藤くん、何かあったなら…」
「日和」
先に歩いていた鈴原くんがこっちにやってくる。
「彗の相手してやって。俺疲れた」
「疲れたってひどない!?」
あっという間に私の目の前。
「はい、交代♪」
「…はい」
私は足立くんの元へ向かった。
「彗、日和に触れんなよ。ちょっとでも触れたらしばく」
「そんな事わかりませーん」
相変わらずの足立くん。
2人で他愛無い会話をして桜ちゃんのお家へ向かう。
始業式だから午前中で終わり。
「前川行こっか」
「うん」
帰宅準備をしていると
「日和」
鈴原くんが迎えに来てくれた。
「俺もいるよー」
足立くんも。
「桜ちゃん、今日お休みなの」
「マジか。風邪ひいたんかな?アイツ」
「何日か前から熱出してて、やっと昨日下がったんだよ」
「だからね、今から加藤くんとお見舞い行こうって言ってて」
「俺も行くわ」
「俺も行くからねー」
足立くんも一緒に行く事になった。
加藤くんがバイトしているコンビニに寄って差し入れを買う事にした。
「加藤くん、柚子のジュースにするの?」
「あぁ。桜これ好きだし」
加藤くん、なんだか桜ちゃんに詳しい。
それに夏休みから名前で呼んでるし。
もしかして、、付き合ってる???
いや、、それなら桜ちゃん絶対教えてくれると思うし…
そんな時に足立くんの言葉を頭をよぎる。
“俺、桜好きなんだよね”
頭をブンブンと横に振る。
「何してんの?」
少し呆れた顔でこっちを見ている鈴原くん。
見られてた!!
恥ずかしい!!
「なんでもないよ!!」
みんなで色々選んでお店を出た。
「桜の家は—…」
「桜ん家、こっち」
加藤くんの言葉を遮って案内を始めたのは足立くん。
「彗、なんで家知ってんの?」
「前に桜たちがナンパされた時に送ったから」
鈴原くんと足立くんが先に歩いていく。
なんだか加藤くんの表情が少し暗く見えるのは気のせい?
「加藤くん?」
「…なに?」
「何かあった?」
「えっいや、大丈夫。ごめんな」
どうして謝るの?
やっぱり何か辛い事とか嫌な事があったのかな?
「加藤くん、何かあったなら…」
「日和」
先に歩いていた鈴原くんがこっちにやってくる。
「彗の相手してやって。俺疲れた」
「疲れたってひどない!?」
あっという間に私の目の前。
「はい、交代♪」
「…はい」
私は足立くんの元へ向かった。
「彗、日和に触れんなよ。ちょっとでも触れたらしばく」
「そんな事わかりませーん」
相変わらずの足立くん。
2人で他愛無い会話をして桜ちゃんのお家へ向かう。