放課後の片想い
動きだす気持ち
「落ち着いた?」
あれから何分経ったんだろう。
私が泣き止むまで抱きしめてくれていた足立くん。
抱きしめて…
「わぁ!!」
やっと冷静になった私。
急いで足立くんから離れる。
「わわわっ!!足立くん、ごめんなさい!!私こんな姿を見せてしまって…!!」
やばいやばい。
なんていう恥ずかしい姿を…!!
「はは!!」
足立くんが笑う。
「やっといつもの日和ちゃんになった。それでいいんじゃない?」
最低な私に優しい言葉をかけてくれる。
「何も最低とかじゃないよ。悠を好きってすごいわかるし。でもちゃんと言わないと悠には伝わらないで」
言葉にしないと…
「でも…嫌われるのが怖くて…」
口に出てしまった!
「わ!忘れてください…!」
どこまでも自己中な気持ちで恥ずかしい。
「なんか妬けるなぁー…」
「え…?」
「こんなに泣き腫らしてさ…俺にしたら?」
はい!?
「…えっと…足立くん…!?」
心臓がドクドクうるさい。
「はっ!ウソウソ♪ちょっとは元気でた?」
イタズラに笑う足立くん。
いつもの足立くんだ。
「〜〜!足立くんのバカ!!」
「バカでいいですよ〜。その代わり笑ってね」
でも、やっぱり優しい。
足立くんってこういう人。
「足立くん」
「ん?」
「ありがとうございます」
お礼が意外だったのか、少し驚いている。
「今度チョコパン奢って」
「あはは!喜んで!」
足立くんのおかげで心から笑えるようになった。
鈴原くんに素直に話してもいいのかなって思えるようになった。
そのお礼はチョコパンだけじゃ全然足りないぐらい。
「他にも奢らせてください!」
「他いらないから敬語やめてくれない?」
「…頑張ります」
「早速また敬語!」
気持ちがまとまったら逃げずにきちんと話そう。
鈴原くんに受け止めてもらえるかはわからないけど、伝えなくちゃだよね。
あれから何分経ったんだろう。
私が泣き止むまで抱きしめてくれていた足立くん。
抱きしめて…
「わぁ!!」
やっと冷静になった私。
急いで足立くんから離れる。
「わわわっ!!足立くん、ごめんなさい!!私こんな姿を見せてしまって…!!」
やばいやばい。
なんていう恥ずかしい姿を…!!
「はは!!」
足立くんが笑う。
「やっといつもの日和ちゃんになった。それでいいんじゃない?」
最低な私に優しい言葉をかけてくれる。
「何も最低とかじゃないよ。悠を好きってすごいわかるし。でもちゃんと言わないと悠には伝わらないで」
言葉にしないと…
「でも…嫌われるのが怖くて…」
口に出てしまった!
「わ!忘れてください…!」
どこまでも自己中な気持ちで恥ずかしい。
「なんか妬けるなぁー…」
「え…?」
「こんなに泣き腫らしてさ…俺にしたら?」
はい!?
「…えっと…足立くん…!?」
心臓がドクドクうるさい。
「はっ!ウソウソ♪ちょっとは元気でた?」
イタズラに笑う足立くん。
いつもの足立くんだ。
「〜〜!足立くんのバカ!!」
「バカでいいですよ〜。その代わり笑ってね」
でも、やっぱり優しい。
足立くんってこういう人。
「足立くん」
「ん?」
「ありがとうございます」
お礼が意外だったのか、少し驚いている。
「今度チョコパン奢って」
「あはは!喜んで!」
足立くんのおかげで心から笑えるようになった。
鈴原くんに素直に話してもいいのかなって思えるようになった。
そのお礼はチョコパンだけじゃ全然足りないぐらい。
「他にも奢らせてください!」
「他いらないから敬語やめてくれない?」
「…頑張ります」
「早速また敬語!」
気持ちがまとまったら逃げずにきちんと話そう。
鈴原くんに受け止めてもらえるかはわからないけど、伝えなくちゃだよね。