放課後の片想い
「俺はハンバーグ♪」

「聞いてへん」

「ちょっとー日和ちゃん、悠冷たくない!?」

「帰れ」


Sな鈴原くん登場。


「私はパンケーキにしようかな」

2人のやり取りに慣れてもはや無視。



3人でランチ。

最初は緊張だったけど、鈴原くんもいつも通り?に戻った感じだし足立くんは相変わらずだしでやっぱり楽しいなぁ。


「日和ちゃん、ニタニタ笑ってる」


えっ!
見られてた!?
てか、顔に出てた!!??


「わっ恥ずかしい…」

「笑ってたん?なんか思い出し笑い?」

隣の席の鈴原くんには見られてなかったみたい。



「あ…ううん、3人でランチ楽しいなぁって思ってたら嬉しくなっちゃって…」



…………
…………

2人とも黙ってる!!

やっぱり引かれたんだ!!


「ひとりで笑って気持ち悪いよね」

ほんと恥ずかしい。。


「ひよ…」
「日和ちゃん、可愛すぎるわ」


「え!?」

可愛い!!??


「ほらまた照れた」


「照れてません!」


もう!足立くんはまた私をからかってる。




ぎゅっ


ドキンッ!!


テーブルで見えない下のところで、鈴原くんが手を繋いでくれた。


いきなりどうしたの!?

足立くんには見えてないだろうけど。。



未だに手を繋ぐだけでも、すごくドキドキする。

一緒にいるだけでドキドキしちゃうんだもん。
仕方ないよね。


手のひらから私のドキドキがバレてしまいそう。
< 240 / 400 >

この作品をシェア

pagetop