放課後の片想い
「鈴原君、今日はどうしたの?」
頑張って話しかけてみた。
「えっと…いや…」
「あれ?日和と悠いつもここでお昼一緒にしてるんじゃないの?」
「うぅん、昨日偶然鈴原君がやってきたの。ねぇ?」
サッと目を逸らす鈴原君。
「ふーん。偶然ねぇ。。」
ニタニタ笑ってる桜ちゃん。
「桜、いい加減にしないとどつくぞ」
「はぁ?普通の顔やけどこれが」
「えらい不細工な顔やな!」
「あんたに言われたら終わりやわ」
関西弁で続く怒涛の会話。
鈴原君の口から【どつく】や【不細工】など聞こえてハラハラ。
「あ!でも鈴原君、初めて会った時アホって言ってたもんね!」
心の声が声に出てしまった。
アホって言われた事を思い出して、不細工とかも言ってても不思議じゃないかぁと勝手に納得してたんだけど、声に出してしまった。
「はぁ?あんた、日和にアホって言ったん?」
「お前に関係ないやろ」
「アホ面とも言ってたよ」
↑
日和本人は全く悪気なく、事実を言っているだけ
「日和、もう余計な事言うな」
「あんた、やっぱり男として最低やわ。日和、こんな男やめときや」
「私達、付き合ったりしてないよ!何もないよ」
「あかん、鈍感プラス天然にはついていけへん」
また鈴原君が鈍感って言った。
さらには天然まで。
私、何が鈍感!?天然!?
わちゃわちゃと賑やかなお昼休み。
こんな賑やかな時間を過ごしたのは何年振りだろう。
私は嬉しくて楽しくて、ずっと笑っていた。
頑張って話しかけてみた。
「えっと…いや…」
「あれ?日和と悠いつもここでお昼一緒にしてるんじゃないの?」
「うぅん、昨日偶然鈴原君がやってきたの。ねぇ?」
サッと目を逸らす鈴原君。
「ふーん。偶然ねぇ。。」
ニタニタ笑ってる桜ちゃん。
「桜、いい加減にしないとどつくぞ」
「はぁ?普通の顔やけどこれが」
「えらい不細工な顔やな!」
「あんたに言われたら終わりやわ」
関西弁で続く怒涛の会話。
鈴原君の口から【どつく】や【不細工】など聞こえてハラハラ。
「あ!でも鈴原君、初めて会った時アホって言ってたもんね!」
心の声が声に出てしまった。
アホって言われた事を思い出して、不細工とかも言ってても不思議じゃないかぁと勝手に納得してたんだけど、声に出してしまった。
「はぁ?あんた、日和にアホって言ったん?」
「お前に関係ないやろ」
「アホ面とも言ってたよ」
↑
日和本人は全く悪気なく、事実を言っているだけ
「日和、もう余計な事言うな」
「あんた、やっぱり男として最低やわ。日和、こんな男やめときや」
「私達、付き合ったりしてないよ!何もないよ」
「あかん、鈍感プラス天然にはついていけへん」
また鈴原君が鈍感って言った。
さらには天然まで。
私、何が鈍感!?天然!?
わちゃわちゃと賑やかなお昼休み。
こんな賑やかな時間を過ごしたのは何年振りだろう。
私は嬉しくて楽しくて、ずっと笑っていた。