放課後の片想い
渋々?私の隣から離れた足立くん。
加藤くんはそんな足立くんを見て笑っている。
「加藤、桜には気をつけろよ。こえーから」
「は!!??聞こえてるねんけど」
「ついでに地獄耳だよ」
「貴広までうるさい!!」
楽しいな。
やっぱり、みんなとの時間は宝物。
鈴原くんとも、早くこうしてみんなで過ごしたいな。
「日和!おめでとう」
「ありがとう、桜ちゃん。伝えるのが遅くなってごめんね」
「そんなんいいねん!!足立と付き合うって決めたんやね」
「うん…。最初誰とも付き合わないって思ってたんだけど……自分の中で足立くんの存在が大きくなっていってる事に気づいたの」
笑って欲しい。
そばにいて欲しい。
ううん
そばにいたい
そう思うようになっていた。
「私、自覚していなかっただけで足立くんがそばにいてくれる事を当たり前に感じてる所あったの」
桜ちゃんは黙って私の話を聞いてくれる。
「足立くんの笑顔を見ると、私すごく嬉しくて」
私、惚気てるの?
何をどう話せばいいのか、わからない。
だけど、なんとか伝えたい。
「あーー。なんか安心した」
「え?」
「日和、幸せそうで。それに足立の事、大好きなんやね」
大好き!?
はっ恥ずかしい!!
「わっ私はそんな…!!」
「大好きやん。足立にもちゃんと伝えてあげなよ?」
「う、うん」
「ちょっと近々女子会開かなあかんな」
「そうだね」
桜ちゃんにも話せてよかった。
—————————
「足立、おめでとう」
「おー。なんか改めて言われると…なんか恥ずい」
「なんか俺まですげー嬉しい」
「加藤、お人好し過ぎ」
加藤、前に日和を好きだった頃あったんだよな。
俺は桜を好きだったし。
なんか、俺ら不思議だな。
「前川さ、足立の事すごい好きなんだろうな。さっき幸せそうに笑ってた」
「日和が?」
「うん。だから、足立もっと自信持った方がいいよ」
なんだよ、俺の気持ち見抜いてるのかよ。
「なにそれ、自信あるし」
ダセーな、俺。照れ隠しにも程がある。
認めればいいのに。
「それならいいんだけど」
加藤って、ほんと……
「…ありがとな。30パーぐらい自信出たかも」
こんな事を言う俺を見て加藤はニコッと笑った。
「俺も一緒!お互い彼女にベタ惚れだね」
羨ましい。
こんな風に素直に言える加藤が。
「そうだな」
大好きだ。
ベタ惚れしてるよ。
加藤くんはそんな足立くんを見て笑っている。
「加藤、桜には気をつけろよ。こえーから」
「は!!??聞こえてるねんけど」
「ついでに地獄耳だよ」
「貴広までうるさい!!」
楽しいな。
やっぱり、みんなとの時間は宝物。
鈴原くんとも、早くこうしてみんなで過ごしたいな。
「日和!おめでとう」
「ありがとう、桜ちゃん。伝えるのが遅くなってごめんね」
「そんなんいいねん!!足立と付き合うって決めたんやね」
「うん…。最初誰とも付き合わないって思ってたんだけど……自分の中で足立くんの存在が大きくなっていってる事に気づいたの」
笑って欲しい。
そばにいて欲しい。
ううん
そばにいたい
そう思うようになっていた。
「私、自覚していなかっただけで足立くんがそばにいてくれる事を当たり前に感じてる所あったの」
桜ちゃんは黙って私の話を聞いてくれる。
「足立くんの笑顔を見ると、私すごく嬉しくて」
私、惚気てるの?
何をどう話せばいいのか、わからない。
だけど、なんとか伝えたい。
「あーー。なんか安心した」
「え?」
「日和、幸せそうで。それに足立の事、大好きなんやね」
大好き!?
はっ恥ずかしい!!
「わっ私はそんな…!!」
「大好きやん。足立にもちゃんと伝えてあげなよ?」
「う、うん」
「ちょっと近々女子会開かなあかんな」
「そうだね」
桜ちゃんにも話せてよかった。
—————————
「足立、おめでとう」
「おー。なんか改めて言われると…なんか恥ずい」
「なんか俺まですげー嬉しい」
「加藤、お人好し過ぎ」
加藤、前に日和を好きだった頃あったんだよな。
俺は桜を好きだったし。
なんか、俺ら不思議だな。
「前川さ、足立の事すごい好きなんだろうな。さっき幸せそうに笑ってた」
「日和が?」
「うん。だから、足立もっと自信持った方がいいよ」
なんだよ、俺の気持ち見抜いてるのかよ。
「なにそれ、自信あるし」
ダセーな、俺。照れ隠しにも程がある。
認めればいいのに。
「それならいいんだけど」
加藤って、ほんと……
「…ありがとな。30パーぐらい自信出たかも」
こんな事を言う俺を見て加藤はニコッと笑った。
「俺も一緒!お互い彼女にベタ惚れだね」
羨ましい。
こんな風に素直に言える加藤が。
「そうだな」
大好きだ。
ベタ惚れしてるよ。