【完】生贄少女は冷酷暴君に甘く激しく求愛されて
「声は我慢しなくてもいい。店の奴には出払わせてるから」
「ゃあ……っ、だめです……はずかし……っ、」
「聞かせて、おまえの可愛い声」
意思に反して身体は素直にひとつひとつの快感を拾い、はしたない声が漏れてしまう。
痛くも無理やりもしない琥珀くん。
けどそのせいで、もどかしいぎりぎりの線をずっと責め立てられることになって、身体の芯がじんじんと切なく疼く。
もう、おかしくなっちゃう……っ。
力が抜けて、ぐたっと琥珀くんの胸の中に倒れ込む。