【完】生贄少女は冷酷暴君に甘く激しく求愛されて


「誕生日おめでとう」

「え、覚えててくれたの?」

「当たり前だろ。一緒に教室まで行こうぜ」

「うん」


空気感もいつもどおり。

わだかまりや変な距離ができなかったのは全部、太陽の優しさなんだ。

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