君に恋した俺の負け。
少し仕事をして、ご飯を組員と軽くたべ、
お風呂に入り、自室へ行く。
ベッドに腰を下ろし携帯であの子がやっていた
くじを調べる。

「おー、これか…」
1回800円!?
今のくじは高いな…。
景品はとれもクオリティが高くて驚いた。
あの子の推しとはどれだろうか…。
分からないな…。
分かれば取ってあの子に渡せるんだが…。
試しに明日俺もくじをしてみよう。
まぁ、いいのは当たらないだろうがな。

あの子はこの作品が好きなのだろうか。
作品名を覚え、検索をかけた。
へぇ、今アニメとやらがやっているのか。
剣士が異世界転生をして、魔法を使う?
よく分からん。
でもあの子が好きなら俺も好きになりたい。

まさかあの子との接点が出来るとも知らずに____。
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