最低な元カレにフラれたらイケメン医師に成長した幼馴染からの溺愛がはじまりました。

この子はあんたの子よと叫んでしまいたかったが、稔がいる手前そんなことは決して言えなかった。

ただうつむいて、嵐が去るのを待つばかりだ。

「お前って以外とお事好きだったんだな。お兄さんも、浮気されないように気をつけなよ」

晃司は好き勝手なことを言うと鼻歌を歌いながら歩き去って行ったのだった。