最低な元カレにフラれたらイケメン医師に成長した幼馴染からの溺愛がはじまりました。
もし今でもあのアパートに暮らしていたら、晃司が押しかけてこないとも限らない。

今のこの幸せを絶対に壊したくなかった。
「なみちゃんいたぁい」

「ごめんごめん」
つい奈美を強く抱きしめすぎていたみたいだ。

それでも手の力を緩める気にはなれなかったのだった。
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