どんな君でも愛してる
「ねえ……それ、本心?私、どうしても確認したかったの」
私はオムライスの最後の一口を食べ終えると、はっきりと言った。
「相川君とはただの仲のいい同期。彼の恋愛相談まで聞いてきたんだよ?心配されるようなことは一ミリもないです」
加菜の手が止まった。
「問題は相川君だよ。仲良すぎでしょ」
「加菜……あのね、彼と以前も喧嘩してたの知ってるでしょ?とにかく悪友ともいえる関係なの。あなたの気持ちを知ってるんだし、応援するって言ったでしょ。信じてよ」
「凛花はさ、本当に彼氏いらない、結婚しないってまだ考えてるの?」