私のカクシゴト ~アイドルの私とあの人気歌い手!?~
12.『ハナタバ』グループの転校初日
今日はお隣の夏くんと朝食を食べて私ひとりで先に学校へ行ったの
学校でやらなきゃならないことがあったからね
みんなにおはようと声をかける
朝って少し眠いし体がだるい
でも頑張らなきゃ!
ちょうどホームルームが始まる頃、担任の先生が私のクラス、1年A組に入ってきた
「突然ですが、今日は転校生が来ます」
みんながわあっとザワつく
私は転校生が彼らだとわかっているから誰が同じクラスになるのかが知りたい
和真くん?遥斗くん?圭くん?
……それとも、夏くん?
がらがらっと扉が開く
ミルクティー色の明るいサラサラな髪
青い瞳。そしてスラリとした高身長で美しい美貌
我が学園の制服も似合っている
……私のクラスと同じなのは、夜野夏くんだ
✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.
きゃー!と黄色い悲鳴が上がる
だよね。私も初めて見た時息が詰まるほど綺麗な男の子がたってるって思ったほどだもん
「何あの子ー!!」
「イケメンすぎない!?メールかLINE交換出来るか後で聞いてみるわ!」
「ないすぅー!」
「静粛に。それでは夜野さん。簡単な自己紹介よろしくお願いします」
「はい」
クラス全体に堂々と、でも気品がある姿勢、目線で私たちを見ている
その姿が王子様みたい
みんな、見とれてしまっている
「ぼくは東京から引っ越してきた夜野夏と申します。気軽に話しかけてくれると嬉しいです。よろしくお願いします」
夏くんが優雅にお辞儀をすると、クラス全体がライブ会場みたいに騒ぎ始めた
み、みんなの目がハートだ!
「静粛に!静粛に!」
ひえ、先生が困っちゃってる
やっとクラスが静かになると、先生がコホンと咳をして、クラス全体を見渡す
「そうねぇ〜、夜野さんの席は〜」
何故か夏くんまでクラスを見渡している
そう思っていたら、私も彼を見ていたから当たり前のように目が合う
しばらくお互いに目が合う
?
どうしたんだろう?
「あ、あの。先生」
「はい。どうしましたか?」
「えっと、みか、水戸さんの隣の席、空いてるんですけど……」
「あら!そうだったわね。それじゃあ、水戸さんの席でお願いしますね」
「あのクラスの席表をみたのかもだけれど、一応、水戸さん。手を挙げて」
私は『MIMIKA』だとバレないようにと手をおずおず挙げる
どんどん夏くんと私の距離が近ずいてくる
私の隣の席に着くと、よろしくねと笑顔で言われるのでこちらこそとお返しをする
「それでは。日直さん…………」
✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.
学校でやらなきゃならないことがあったからね
みんなにおはようと声をかける
朝って少し眠いし体がだるい
でも頑張らなきゃ!
ちょうどホームルームが始まる頃、担任の先生が私のクラス、1年A組に入ってきた
「突然ですが、今日は転校生が来ます」
みんながわあっとザワつく
私は転校生が彼らだとわかっているから誰が同じクラスになるのかが知りたい
和真くん?遥斗くん?圭くん?
……それとも、夏くん?
がらがらっと扉が開く
ミルクティー色の明るいサラサラな髪
青い瞳。そしてスラリとした高身長で美しい美貌
我が学園の制服も似合っている
……私のクラスと同じなのは、夜野夏くんだ
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きゃー!と黄色い悲鳴が上がる
だよね。私も初めて見た時息が詰まるほど綺麗な男の子がたってるって思ったほどだもん
「何あの子ー!!」
「イケメンすぎない!?メールかLINE交換出来るか後で聞いてみるわ!」
「ないすぅー!」
「静粛に。それでは夜野さん。簡単な自己紹介よろしくお願いします」
「はい」
クラス全体に堂々と、でも気品がある姿勢、目線で私たちを見ている
その姿が王子様みたい
みんな、見とれてしまっている
「ぼくは東京から引っ越してきた夜野夏と申します。気軽に話しかけてくれると嬉しいです。よろしくお願いします」
夏くんが優雅にお辞儀をすると、クラス全体がライブ会場みたいに騒ぎ始めた
み、みんなの目がハートだ!
「静粛に!静粛に!」
ひえ、先生が困っちゃってる
やっとクラスが静かになると、先生がコホンと咳をして、クラス全体を見渡す
「そうねぇ〜、夜野さんの席は〜」
何故か夏くんまでクラスを見渡している
そう思っていたら、私も彼を見ていたから当たり前のように目が合う
しばらくお互いに目が合う
?
どうしたんだろう?
「あ、あの。先生」
「はい。どうしましたか?」
「えっと、みか、水戸さんの隣の席、空いてるんですけど……」
「あら!そうだったわね。それじゃあ、水戸さんの席でお願いしますね」
「あのクラスの席表をみたのかもだけれど、一応、水戸さん。手を挙げて」
私は『MIMIKA』だとバレないようにと手をおずおず挙げる
どんどん夏くんと私の距離が近ずいてくる
私の隣の席に着くと、よろしくねと笑顔で言われるのでこちらこそとお返しをする
「それでは。日直さん…………」
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