私のカクシゴト ~アイドルの私とあの人気歌い手!?~
9.みんなでご飯
「あの、」(遥斗)
「『MIMIKA』が……」(圭)
「美華ぁぁぁ!?」(和真)
「ぼくも驚いたよ」(夏)
「いやいや!なんで知ってんだよ!?」
「そもそも!なんで『MIMIKA』様と共演!?」
「………話の内容の意味が分からねぇ」
「ま、まず1から話すね」
私と夏くんであれこれとみんなに話す
「ま、まじかよ!?」
「『MIMIKA』様もそう思っていらしたの?」
「え?み、『MIMIKA』様?」
「あはは……遥斗はこのメンバーの中でも猛烈ファンなんだ」
「そうだよ!?もう神様みたいな存在で雲の上の存在だよ!?」
「が、今目の前にいるぞ」
「う、う、」
「「「美しいすぎる!」」」
「………へ?」
「な、なんか雑誌で見るより美しすぎるよー!」
「まじそれな!?」
「100倍だな……」
「まじか、唯一の女嫌い、圭がそんなことを……」
へ、へぇー
みんなは大袈裟だけど、圭くん。女嫌いだったんだ
私も女の子だから、距離とって置いた方がいいのかな?
「み、『MIMIKA』様!今更ですが、握手いいですか!?」
ひえ!
なんかいつの間にか着替えているんだけど!?
しかも、オタクの人が着ているような服………
というか、着替えるのはや!
でも顔立ちは美しいから変態には見えない!衣装に見える!!
遥斗くんはLoveと書いてあるピンクのハチマキ、上にオタクさんが羽織っているような上着。一生推します!『MIMIKA』と描いてある……
ひえ!やっぱり怖い!?
「そんな大袈裟な……でも、ありがとう」
私は両手で彼の手を握る
「う、うわうわ。もう一緒手を洗いません!」
「洗ってください!!」
そ、そんなに私を………
「また、2ヶ月後にコラボしますから……」
「うわあ、夢みたいな話だなあ」
「だよね。あの『MIMIKA』だよ?」
「ほ、ほほほほほほんとほんと!」
「……遥斗は一旦落ち着け」
バシバシと叩かれる遥斗くん
な、なにがなんでも圭くん。それは叩きすぎでは?
「い、痛い痛い」
「ほら〜落ち着け〜」
「も、もう興奮冷めたから!」
う、痛そう
私はいつも持参している救急ポーチを持ち込み遥斗くんの元へ駆け寄る
「へ!?み、美華ちゃん?」
「腫れてたら、大変でしょう?」
「いやいやいや!大丈夫だよ!」
「ううん。私がやりたいの。やらせて?ね?」
「っ……あ、ありがとう」
「遥斗ったら、本当に甘えただなあ〜」
「でも、そんなところも?」
「……ああ。大好きだ」
「ほんとに!?ありがと!!でも圭くんは疑っちゃうけど!?」
「何言ってんだ。お前らがバカだから指摘しているだけだ」
「毒舌ぅ!!」
「いつもこんな感じだよねぇ!?」
「でも、なんで夏は毒舌じゃないんだ?」
「確かに、しかもどちらかと言えば遥斗より和真の方が毒舌だよね?」
「察してくれ」
もしかしてだけど、
和真くんが………バカって、事なのかな?
「「………」」
「……けーいぃぃぃぃぃ!!!!」
「お、脳筋和真が察せた。すごいな」
「成敗!!!」
「ダメー!」
「もう、圭?」
でも、男の子って、なんだか強い絆を持っていて羨ましい
すごく、素敵だな
そんなことを思いながら私は遥斗くんの叩かれていた左腕を冷やしていたの
✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.
私はいま、目の前に夏くんがいる
家で食べることになったの
そして
「いやあ、美華の家広いなあ!」
「だよね!それにお母さんも優しい!」
「………ああ」
と、和真くんと遥斗くんと圭くんもいるの
「けーい?女嫌いだからって嫌な顔をしちゃダメだよ?」
「わ、わかってるって!」
震えている手を抑えている
なんだかそれが少し悲しい
「圭くん。良かったら、メガネをどうぞ。手袋も」
私はコソッと一定の距離で圭くんに新品で分厚いメガネと手袋を差し出す
「っ……み、美華?でも」
私は知っている
ちょっと前にあったばかりだけれど圭くんたちの会話で圭くんは実は優しいなって思ったの
仲良く出来そうにないけれど、仕方ないよね
彼は女性恐怖症なんだから……
「いいのいいの。使って?」
圭くんに微笑みかける
「あ、ありがとう」
こうして、いつもより賑やかな食卓を始める
「『MIMIKA』が……」(圭)
「美華ぁぁぁ!?」(和真)
「ぼくも驚いたよ」(夏)
「いやいや!なんで知ってんだよ!?」
「そもそも!なんで『MIMIKA』様と共演!?」
「………話の内容の意味が分からねぇ」
「ま、まず1から話すね」
私と夏くんであれこれとみんなに話す
「ま、まじかよ!?」
「『MIMIKA』様もそう思っていらしたの?」
「え?み、『MIMIKA』様?」
「あはは……遥斗はこのメンバーの中でも猛烈ファンなんだ」
「そうだよ!?もう神様みたいな存在で雲の上の存在だよ!?」
「が、今目の前にいるぞ」
「う、う、」
「「「美しいすぎる!」」」
「………へ?」
「な、なんか雑誌で見るより美しすぎるよー!」
「まじそれな!?」
「100倍だな……」
「まじか、唯一の女嫌い、圭がそんなことを……」
へ、へぇー
みんなは大袈裟だけど、圭くん。女嫌いだったんだ
私も女の子だから、距離とって置いた方がいいのかな?
「み、『MIMIKA』様!今更ですが、握手いいですか!?」
ひえ!
なんかいつの間にか着替えているんだけど!?
しかも、オタクの人が着ているような服………
というか、着替えるのはや!
でも顔立ちは美しいから変態には見えない!衣装に見える!!
遥斗くんはLoveと書いてあるピンクのハチマキ、上にオタクさんが羽織っているような上着。一生推します!『MIMIKA』と描いてある……
ひえ!やっぱり怖い!?
「そんな大袈裟な……でも、ありがとう」
私は両手で彼の手を握る
「う、うわうわ。もう一緒手を洗いません!」
「洗ってください!!」
そ、そんなに私を………
「また、2ヶ月後にコラボしますから……」
「うわあ、夢みたいな話だなあ」
「だよね。あの『MIMIKA』だよ?」
「ほ、ほほほほほほんとほんと!」
「……遥斗は一旦落ち着け」
バシバシと叩かれる遥斗くん
な、なにがなんでも圭くん。それは叩きすぎでは?
「い、痛い痛い」
「ほら〜落ち着け〜」
「も、もう興奮冷めたから!」
う、痛そう
私はいつも持参している救急ポーチを持ち込み遥斗くんの元へ駆け寄る
「へ!?み、美華ちゃん?」
「腫れてたら、大変でしょう?」
「いやいやいや!大丈夫だよ!」
「ううん。私がやりたいの。やらせて?ね?」
「っ……あ、ありがとう」
「遥斗ったら、本当に甘えただなあ〜」
「でも、そんなところも?」
「……ああ。大好きだ」
「ほんとに!?ありがと!!でも圭くんは疑っちゃうけど!?」
「何言ってんだ。お前らがバカだから指摘しているだけだ」
「毒舌ぅ!!」
「いつもこんな感じだよねぇ!?」
「でも、なんで夏は毒舌じゃないんだ?」
「確かに、しかもどちらかと言えば遥斗より和真の方が毒舌だよね?」
「察してくれ」
もしかしてだけど、
和真くんが………バカって、事なのかな?
「「………」」
「……けーいぃぃぃぃぃ!!!!」
「お、脳筋和真が察せた。すごいな」
「成敗!!!」
「ダメー!」
「もう、圭?」
でも、男の子って、なんだか強い絆を持っていて羨ましい
すごく、素敵だな
そんなことを思いながら私は遥斗くんの叩かれていた左腕を冷やしていたの
✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.*˚✩.
私はいま、目の前に夏くんがいる
家で食べることになったの
そして
「いやあ、美華の家広いなあ!」
「だよね!それにお母さんも優しい!」
「………ああ」
と、和真くんと遥斗くんと圭くんもいるの
「けーい?女嫌いだからって嫌な顔をしちゃダメだよ?」
「わ、わかってるって!」
震えている手を抑えている
なんだかそれが少し悲しい
「圭くん。良かったら、メガネをどうぞ。手袋も」
私はコソッと一定の距離で圭くんに新品で分厚いメガネと手袋を差し出す
「っ……み、美華?でも」
私は知っている
ちょっと前にあったばかりだけれど圭くんたちの会話で圭くんは実は優しいなって思ったの
仲良く出来そうにないけれど、仕方ないよね
彼は女性恐怖症なんだから……
「いいのいいの。使って?」
圭くんに微笑みかける
「あ、ありがとう」
こうして、いつもより賑やかな食卓を始める