月とスッポン 奈良へ行く
「これでも高校の時はロックとか聞いていたんですよ」
「へー、ブルーハーツとかですか?」
「あなたは私を幾つだと思っているのですか?」
とため息混じりで呟く。
一石を投じたと、笑みが漏れる。
「そう言えば、当時から芸能活動をしていた友人がいたんですけど、彼は今どうしているのでしょうかね」
「検索かければいいんじゃないですか?活動してれば引っかかるじゃないですか?」
「それもそうですね」
「ちなみにその友人のお名前は?」
「宇野尾 翠」
「めっちゃ有名人。最前線で活躍してるじゃないですか」
「そうなんですか?元気にしているなら何よりです」
これがセレブ感覚なのか?私なら自慢しまくるのに。
きっかけは本当に些細な事で会話が生まれ、話が弾む。
「東京に住んでいれば、そういう活動をしている友人は多いのではないのですか?」
「レベルによるんじゃないですか?
私の周りの有名人なんて、バカやって炎上して世界中に顔を晒されて中退した子が1番の有名人ですよ」
「それは・・・大変ですね」
「やらかした店の社員と結婚して三児の母になって幸せに暮らしてるんだから、結果オーライなんじゃないですか」
「すごいですね」
「へー、ブルーハーツとかですか?」
「あなたは私を幾つだと思っているのですか?」
とため息混じりで呟く。
一石を投じたと、笑みが漏れる。
「そう言えば、当時から芸能活動をしていた友人がいたんですけど、彼は今どうしているのでしょうかね」
「検索かければいいんじゃないですか?活動してれば引っかかるじゃないですか?」
「それもそうですね」
「ちなみにその友人のお名前は?」
「宇野尾 翠」
「めっちゃ有名人。最前線で活躍してるじゃないですか」
「そうなんですか?元気にしているなら何よりです」
これがセレブ感覚なのか?私なら自慢しまくるのに。
きっかけは本当に些細な事で会話が生まれ、話が弾む。
「東京に住んでいれば、そういう活動をしている友人は多いのではないのですか?」
「レベルによるんじゃないですか?
私の周りの有名人なんて、バカやって炎上して世界中に顔を晒されて中退した子が1番の有名人ですよ」
「それは・・・大変ですね」
「やらかした店の社員と結婚して三児の母になって幸せに暮らしてるんだから、結果オーライなんじゃないですか」
「すごいですね」