朔くんに迫られるんですが





「何それ?指先だけ掴んで歩くつもり?(笑)」




座席が横並びの電車に座ったまま、ぐっと手を引かれて、恋人繋ぎで繋がれた。





学校でも私が居やすいように話題を作ってくれたり、こうやってドキドキさせてくれたり。


朔はおもてなしの天才だ。



< 126 / 273 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop