迷路の先には君がいた
交渉Ⅰ
その日、芙蓉は繁から声を掛けられ、VIP応接室へ通された。
そこには貝原オーナーもいた。
「やあ、芙蓉ちゃん。うちの制服が本当に似合うようになったね」
「そうでしょうか。私にはこの金色はまぶしすぎます。白地のスワンの制服のほうが今の私にはぴったりです」
ニューレジェンドホテルのゴールドの制服は神々しい。スワンは白地に水色の縁取りで清楚。全く違うのだ。
「かけてくれ。今日はツインスターホテルのほうから人が来て、サムエルホテルグループをどちらがもらうか話し合う。もうすぐ結婚する君達にも挨拶をして、スワンがどうなるのか知りたいと言われてね。君の同席を希望されたんだよ」
芙蓉は顔色を変えた。しかも、ツインスターの幹部が来る席に、絶対同席などしたくない。
そこには貝原オーナーもいた。
「やあ、芙蓉ちゃん。うちの制服が本当に似合うようになったね」
「そうでしょうか。私にはこの金色はまぶしすぎます。白地のスワンの制服のほうが今の私にはぴったりです」
ニューレジェンドホテルのゴールドの制服は神々しい。スワンは白地に水色の縁取りで清楚。全く違うのだ。
「かけてくれ。今日はツインスターホテルのほうから人が来て、サムエルホテルグループをどちらがもらうか話し合う。もうすぐ結婚する君達にも挨拶をして、スワンがどうなるのか知りたいと言われてね。君の同席を希望されたんだよ」
芙蓉は顔色を変えた。しかも、ツインスターの幹部が来る席に、絶対同席などしたくない。