同窓会に行ったら、知らない人がとなりに座っていました
「っていうか、田中さんの弟になったら、すげえよな俺」
と、
「いや、それ、すごい?」
とめぐるが眉をひそめそうなことを雄嵩は言った。
「じゃあ、俺、田中さんの弟の友だちになるのかー。
すげえな、俺」
と充則が言う。
類は友を呼んでいた。
「っていうか、お前、そもそも、あのめぐるさんの弟じゃん。
すごいな、めぐるさんにホットケーキ作ってもらったりしてたんだろ?」
どんなホットケーキなんだろう、と夢見るような顔で言う充則に雄嵩は言った。
「いや、混ぜるだけのやつだぞ」
「えー?
でも、めぐるさんって、海外のコンテストで何度も優勝してる天才パティシエなんだよねっ?」
と、
「いや、それ、すごい?」
とめぐるが眉をひそめそうなことを雄嵩は言った。
「じゃあ、俺、田中さんの弟の友だちになるのかー。
すげえな、俺」
と充則が言う。
類は友を呼んでいた。
「っていうか、お前、そもそも、あのめぐるさんの弟じゃん。
すごいな、めぐるさんにホットケーキ作ってもらったりしてたんだろ?」
どんなホットケーキなんだろう、と夢見るような顔で言う充則に雄嵩は言った。
「いや、混ぜるだけのやつだぞ」
「えー?
でも、めぐるさんって、海外のコンテストで何度も優勝してる天才パティシエなんだよねっ?」