運命に従ってみた
「親父死んだから、店どうするかって話で
俺が継ぐことになった」
亮が実家のお店を継ぐ事は理解できたんだけど
「えっと…それで…
何で私が仕事を辞めるとかいう話に…?」
「親父が死んで、しばらく休業したから
バイト雇えるような経済状況じゃないらしくて
店が安定するまででいいんだけど
真矢が一緒に店手伝ってほしい」
手伝ってほしいって言われても…
「私もできる事は手伝ってあげたいけど
仕事辞めちゃうと、生活ができなくなっちゃうから」
家賃、光熱費、保険代
最低限の生活をするにしても絶対にかかってくるお金はあるわけで…
「真矢、生活以外の支払いっていくらくらい?」
生活以外のお金…あんまり考えた事なかったけど
「4万いかないくらいじゃないかな…」
バカ正直に答えてしまう私は
多分、本当のバカだったんだろう。
俺が継ぐことになった」
亮が実家のお店を継ぐ事は理解できたんだけど
「えっと…それで…
何で私が仕事を辞めるとかいう話に…?」
「親父が死んで、しばらく休業したから
バイト雇えるような経済状況じゃないらしくて
店が安定するまででいいんだけど
真矢が一緒に店手伝ってほしい」
手伝ってほしいって言われても…
「私もできる事は手伝ってあげたいけど
仕事辞めちゃうと、生活ができなくなっちゃうから」
家賃、光熱費、保険代
最低限の生活をするにしても絶対にかかってくるお金はあるわけで…
「真矢、生活以外の支払いっていくらくらい?」
生活以外のお金…あんまり考えた事なかったけど
「4万いかないくらいじゃないかな…」
バカ正直に答えてしまう私は
多分、本当のバカだったんだろう。