愛されることを知らない私は、御曹司様と出会い溺愛される
私は、日野下さん達のいる休憩室に入る。

日野下さん達は、私に気づき、冷たい目で見つめている。


「深井さん、どうかした?」


「仕事はもう二度と代わりません」


「は?イラつくんだけど。それだけ言うためにわざわざ来たの?」



私は言いたいことを我慢して、したいことをしないから、笑顔でいられない。



しっかりして、私。





「貴方達の方が、よっぽどイラつく!!!自分の仕事くらい自分でしろ!!!」





そして、呆然《ほうぜん》としている日野下さん達を置いて、休憩室から走って逃げる。
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