11本の薔薇を君に贈る
「ころすの?」

「風俗にとばすか殺す。どっちがいい?
まぁ、お前に決定権はねぇけど」

「んー、風俗はやだな、わたし好きな人いるもん」

「へぇ、そう」

低い低い声、息もできないほどの圧

あっ、間違ったなと、
とっさにおもった。

なにかの地雷を踏んだ、踏み抜いてしまった。
< 3 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop