幼なじみの天才外科医に囚われたら、溺愛甘々生活が始まりました
目をキラキラ輝かせながらリビングへ入って行く翔くんは、「めっちゃいい匂いするじゃん」と言いながら手を洗ってダイニングテーブルに腰掛けた。
完成した料理を盛り付けてテーブルに置くと、すぐさま「いただきます」と言ってから角煮に手を伸ばす彼。
「うわ、すごい美味しい」
「本当? 私も食べる」
「だし巻き卵も最高。こんな料理上手な真衣が妻になるなんて、俺は幸せ者だな」
翔くんにそんな風に褒められて、嬉しい。
彼とは幼なじみだけど手料理を振る舞ったことはなく、初めは口に合うか心配だった。でも、そんな心配はいらなかったようで安心。
まぁ、角煮に関しては圧力鍋放置してただけなんだけど……。
「ごちそうさまでした。お腹いっぱいだ」
よほど空腹だったようで、翔くんはあっという間にすべての料理を完食してしまった。
やっぱり、オペの合間に食事をする時間はなかったようだ。
「美味しかったのならよかった。また圧力鍋使って色々試してみるね」
そう言いながら空になった食器を手に持ち、キッチンへ持って行こうとしたとき。
ーーガシャン
「……真衣!?」
手に持っていたお皿が床に落ち、リビングに散らばった。でも、私の身体は咄嗟に翔くん支えてくれたおかげで、倒れずに済んだようだ。
完成した料理を盛り付けてテーブルに置くと、すぐさま「いただきます」と言ってから角煮に手を伸ばす彼。
「うわ、すごい美味しい」
「本当? 私も食べる」
「だし巻き卵も最高。こんな料理上手な真衣が妻になるなんて、俺は幸せ者だな」
翔くんにそんな風に褒められて、嬉しい。
彼とは幼なじみだけど手料理を振る舞ったことはなく、初めは口に合うか心配だった。でも、そんな心配はいらなかったようで安心。
まぁ、角煮に関しては圧力鍋放置してただけなんだけど……。
「ごちそうさまでした。お腹いっぱいだ」
よほど空腹だったようで、翔くんはあっという間にすべての料理を完食してしまった。
やっぱり、オペの合間に食事をする時間はなかったようだ。
「美味しかったのならよかった。また圧力鍋使って色々試してみるね」
そう言いながら空になった食器を手に持ち、キッチンへ持って行こうとしたとき。
ーーガシャン
「……真衣!?」
手に持っていたお皿が床に落ち、リビングに散らばった。でも、私の身体は咄嗟に翔くん支えてくれたおかげで、倒れずに済んだようだ。