【超短編】これが恋なのだと
それから毎日亜希と連絡をとったり、遊びに行ったりした。
亜希はとても優しかった。
時には笑わせてくれた。
勉強も、困ったら電話とかして、助けてくれた。
スキンシップのハグもキスも、亜希からしてくれた。
愛されてると思った。
別にドキドキしない。好きじゃないから。
でも、嫌いじゃない。
なんだか亜希といると安心する。
このやんわりとした居心地が良かった。
ある日、遊びに行った日の帰り際、亜希に聞いた。