続》キミに…Kiss
そしてあたしの顔を見るなり、チャームポイントの大きな瞳をキラッとさせてお得意の眩しい笑顔を見せる。
なんか男の子なのに、その笑った顔…かわいすぎ。
てか、そんなことよりも陸のところに一刻も早く行かなきゃいけないんだった。
「急いでるんだけど、あたしに用事?」
「そんな露骨に面倒くさそうな顔しないでくださいよ。オレだって一応、傷つきますよ」
「えっ」
「先輩、正直すぎるから顔に書いてあります」
ヤダッ!あたしってば。
「でも愛理先輩のそういうところが……」