続》キミに…Kiss

『来ちゃったって、お前なぁ……』


『だって、あたし我慢できなかったんだもん』


『我慢ってなんだよ。つーか、やめろって!』


『いやっ!!』


今度は俺の腕に自分の腕を絡ませて、愛理がしっかりとしがみついてくる。


……って、これは夢?


もう1度目を閉じてみたけど、やっぱり夢でも幻でも…なんでもなくて。



『お願い。陸…キスして』



俺の布団の中に愛理がいたんだ。
< 53 / 190 >

この作品をシェア

pagetop