続》キミに…Kiss

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───ドンッ、ドンッ


体育館いっぱいに響くドリブルの音。


その後、カスミちゃん 練習風景が見たいって言うから2人で一緒に体育館へ行った。


体育館の2階から練習中のみんなを眺めていると


「わぁ~スゴいですね!」


「そう?うちの部はそんなに強くないんだけどね」


「ううん。すごく…ステキです」


カスミちゃんが澄んだ漆黒の瞳をキラキラと輝かせる。


「バスケが好きなんだね?とっても嬉しそう」


「あっ、それは……」


一瞬にして、ポッと赤く染まった頬。


「えっ、もしかしてこの中にカスミちゃんの好きな人がいるとか?」


「……え」


もしや、この子…あたしと同じでわかりやすい?


この時、自分と似てるって思ってカスミちゃんのことを応援したくなっちゃったんだ。


「あたしが協力してあげるよっ!それにマネージャーの件もコーチにお願いしてあげるから」


「ホントですか?」
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