夜の帝王の一途な愛
「あゆみと初めて会った日、怪我の手当てしてもらっただろう、そしておかゆ作ってくれて、初対面の俺に優しく接してくれて、すごく心惹かれた。あゆみを抱き寄せた時、心臓の鼓動が早くなるのを感じた。一緒に暮らしたいと思った。だからあゆみのこと調べさせてもらった、男は居ないのか、独身か、仕事はなにをしているのかとか・・・実は俺、五年前に好きな彼女が居て、一緒に暮らした事がある、ホストの仕事を隠して。でもそれがばれてしまって、ホストは信じられないって彼女は俺の元を去った。だからあゆみにホストの仕事をしている事を話ししなかった。どうしたら一緒に暮らせるか、必死に考えた、十五歳も年下の俺があゆみを好きになった、一緒に暮らしたいからといきなり言っても信じて貰えないだろうって思って、家政婦として働いて貰おうって考えた」
彼は私の表情を確認しながら続けた。
彼は私の表情を確認しながら続けた。