夜の帝王の一途な愛
このことが二人の運命を大きく変える。
彼はパソコンを開き検索をかける。
私のフラワーショップのホームページに目が止まる、彼はメッセージを送ってきた。
『はじめまして、ホストクラブの経営をしています麻生凌と申します、この度店のリニューアルを致しまして、オープンに向けて店内と入り口の花をお願いしたくご連絡いたしました、リニューアルオープンは二ヶ月後を予定しております、お引き受け頂けますでしょうか?』
私はメッセージを読んで固まった、麻生凌 彼?それとも同性同名?
彼なら私とわかってメッセージ送ってきたの?そんなわけないよね、この世の中にはフラワーショップなんてたくさんあるのだからわざわざ私に頼まないよね、もうわからないどうしよう。
私はメッセージを返して様子を見ることにした。
『ご連絡ありがとうございます、リニューアルオープンに向けてのご注文ですね、二ヶ月あればお引き受け出来ますが、当店をお選び頂いたのはどなたかのご紹介でしょうか』
彼からの返事を待った。
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