【更新】雇われ妻ですが冷徹騎士団長から無自覚に溺愛されています
素肌に触れるランドルフの大きな手のひらが背中から正面に回り、リーゼの胸をそっと包み込む。触れる手の熱さにリーゼの口からは甘い吐息がこぼれた。
「はぁ……あ、んぅ……」
「もっと啼いてくれ。感じる君が見たい」
「あ、やぁ!」
ランドルフの手のひらが、唇が、リーゼの体をどんどん暴いていく。
胸の尖りに口付けられ、全身をまさぐられ、そのたびにリーゼの内側で沸き立つ愉悦が熱を上げた。
「リーゼ、愛してる」
滴るような色気を放ちながら、ランドルフがリーゼの中に入ってくる。
欠けていたものが満たされる充足感は、何にも代え難い悦楽だった。
激しく揺さぶりながら、ランドルフはリーゼの唇に噛みついた。
荒々しい口付けはそれだけ彼がリーゼを欲してくれている証拠だ。悦びでリーゼの全身が甘く震える。
視界がチカチカと明滅を繰り返す。凄絶な果てがリーゼの元に迫ってくる。
途方もない快楽がもたらされることは、もうわかっている。でも自分が自分でなくなりそうな感覚には、やはり幾ばくかの恐ろしさもあって。
リーゼはランドルフの首にギュッとしがみついた。
汗の混じった彼自身の匂いが鼻腔を掠めると騒ついていた心が静まって、代わりに愉悦で一色に塗り潰される。
獣のように互いの唇を貪りながら、リーゼは目眩がするほどの快楽に身を委ねた。
「はぁ……あ、んぅ……」
「もっと啼いてくれ。感じる君が見たい」
「あ、やぁ!」
ランドルフの手のひらが、唇が、リーゼの体をどんどん暴いていく。
胸の尖りに口付けられ、全身をまさぐられ、そのたびにリーゼの内側で沸き立つ愉悦が熱を上げた。
「リーゼ、愛してる」
滴るような色気を放ちながら、ランドルフがリーゼの中に入ってくる。
欠けていたものが満たされる充足感は、何にも代え難い悦楽だった。
激しく揺さぶりながら、ランドルフはリーゼの唇に噛みついた。
荒々しい口付けはそれだけ彼がリーゼを欲してくれている証拠だ。悦びでリーゼの全身が甘く震える。
視界がチカチカと明滅を繰り返す。凄絶な果てがリーゼの元に迫ってくる。
途方もない快楽がもたらされることは、もうわかっている。でも自分が自分でなくなりそうな感覚には、やはり幾ばくかの恐ろしさもあって。
リーゼはランドルフの首にギュッとしがみついた。
汗の混じった彼自身の匂いが鼻腔を掠めると騒ついていた心が静まって、代わりに愉悦で一色に塗り潰される。
獣のように互いの唇を貪りながら、リーゼは目眩がするほどの快楽に身を委ねた。