【更新】雇われ妻ですが冷徹騎士団長から無自覚に溺愛されています
「あ、あの、すみません……貧相な体で……」
剣だこのある彼の大きな手のひらが、リーゼの胸を覆うように触れた時思わずそう告げてしまったのは、ある種の自衛だった。
あからさまにガッカリした顔を見てしまうより、自分で言った方がまだ傷は浅いから。
衣擦れの音と共に、ランドルフのフッと笑った息遣いが聞こえたかと思うと、同時に両方の胸の膨らみを鷲掴みにされた。
「ひゃぅっ!」
「貧相ではないな。君らしい、可愛らしい体だとは思ったが」
「え、か、かわ……あ、やぁっ……」
ランドルフの言葉を聞き返そうとしたけれど、彼の手がリーゼの胸を優しく愛撫するものだから言葉にならない。
ずっと触れられていると、だんだん頭に熱がこもっていく感覚がした。
「はぁ……あ、うぅ……」
「そうだ。君は何も考えず、ただ快感に溺れていればいい」
そんな甘言が熱に侵された脳に響く。ランドルフから与えられる刺激で飽和状態になって、リーゼの頭は早くも麻痺していた。
「ふっ……あ、いやぁ……」
自分の口から漏れる声がひどく甘い。恥ずかしくなって両手で口を押さえると、ランドルフがニッ不敵な笑みを浮かべた。
「嫌か?違うだろう。随分と蕩けた顔をしている」
刹那、唇を奪われた。
ただちに舌が入り込み、まるで自分の物であるかのようにランドルフはリーゼの口内を蹂躙する。
その間にも彼の指先が全身を撫で、やがて秘められた部分に到達した。
淫靡な水音を立てながら刺激され、リーゼはあっという間に高みへと上り詰めてしまった。
与えられた愉悦の余韻に浸り惚けていたリーゼだったが、衣服を全て取り去ったランドルフが覆い被さってきたことで我に返る。
剣だこのある彼の大きな手のひらが、リーゼの胸を覆うように触れた時思わずそう告げてしまったのは、ある種の自衛だった。
あからさまにガッカリした顔を見てしまうより、自分で言った方がまだ傷は浅いから。
衣擦れの音と共に、ランドルフのフッと笑った息遣いが聞こえたかと思うと、同時に両方の胸の膨らみを鷲掴みにされた。
「ひゃぅっ!」
「貧相ではないな。君らしい、可愛らしい体だとは思ったが」
「え、か、かわ……あ、やぁっ……」
ランドルフの言葉を聞き返そうとしたけれど、彼の手がリーゼの胸を優しく愛撫するものだから言葉にならない。
ずっと触れられていると、だんだん頭に熱がこもっていく感覚がした。
「はぁ……あ、うぅ……」
「そうだ。君は何も考えず、ただ快感に溺れていればいい」
そんな甘言が熱に侵された脳に響く。ランドルフから与えられる刺激で飽和状態になって、リーゼの頭は早くも麻痺していた。
「ふっ……あ、いやぁ……」
自分の口から漏れる声がひどく甘い。恥ずかしくなって両手で口を押さえると、ランドルフがニッ不敵な笑みを浮かべた。
「嫌か?違うだろう。随分と蕩けた顔をしている」
刹那、唇を奪われた。
ただちに舌が入り込み、まるで自分の物であるかのようにランドルフはリーゼの口内を蹂躙する。
その間にも彼の指先が全身を撫で、やがて秘められた部分に到達した。
淫靡な水音を立てながら刺激され、リーゼはあっという間に高みへと上り詰めてしまった。
与えられた愉悦の余韻に浸り惚けていたリーゼだったが、衣服を全て取り去ったランドルフが覆い被さってきたことで我に返る。