桜吹雪が綺麗です。
「んん~~~~」
痛みに身体が強張る。
「ああ、狭い」
呟きながらも、腰を引くどころかなおさら強く猛った剛直を奥まで押し込まれて、「い、いたい」と泣き言がもれた。
「ごめんなさい。少し頑張って」
断固とした調子でさらに、ぐいぐいと腰を押し付けられる。
あまりの痛さに、目から火花が飛んだ。
「先生、……確認してもいいですか?」
低い声できかれて、千花は何を聞かれているか悟り、かくかくと頷いた。
「言えなくて……、初めてで」
なんとか告げると、肩の荷が下りたように一瞬身体の力が抜ける。
柿崎はその瞬間を逃すことなく、みしっと内側が軋むほど強引に楔を打ち込んできた。
しばらく、そのままの姿勢で二人とも息を整える。
やがて、柿崎がゆるく腰を動かしはじめた。
「先生、はじめてだなんて、そんな」
なぜか媚壁に伝わる圧迫感が、ぐっと増した気がする。
「ね、その先生って、呼び方戻ってる」
ちがうよね? と言うと、柿崎はずずずっと肉杭を抜き、「だけど」と隘路を擦り上げるようにして抜いた肉棒をすぐさま強く突き込みながら言った。
「先生って言うたびに、すごく中が締まるんです。好きなんじゃないですか?」
少しだけ揶揄うような口調で。
背筋にぞくぞくとしたものを感じつつ、千花は柿崎を見上げながら息も絶え絶えに反論する。
「そ、それ、私なの……? 先生呼び好きなの、柿崎くんじゃなくて?」
「ああ。なるほど」
言うなり、逃がさないとばかりに腰を押さえつけられて、引き締まった腰を何度も打ち付けられて、悲鳴が迸り出た。
抽挿は激しさを増し、千花は自分の手で自分の口をおさえながら身悶える。
(私が処女って確認したのに……! そこは「優しくするね」って言うところじゃなくて……!?)
思考はそこまで。
いつしか激しい痛みは去っていて、腰を打ち付けられるたびに膣壁が答えるように収縮し、彼を引き絞るように締め上げる。く、と苦しげな息遣いが聞こえた。
蜜があとからあとから、浸み出してくる。
それが彼の動きをいっそう助けるようで、突き上げられるたびに快感で意識が塗りつぶされた。
「ああ、だめ、もう……」
「先生、腰振ってて可愛い。俺は、気持ちよすぎてやばいです。先生は?」
足を強引に押し広げたり、胸をぎゅうっと潰れるほど強く握られるたびに、絶え間ない快感がさらに高まり、頷くことしかできない。
「ね、やっぱり、先生っていうと、千花さんのここ、すごく俺を締め付けてくる」
くすっと、笑われたような気がする。
何かを言う前に、がつがつと最奥を突くように激しく貫かれて、圧迫感とともに柿崎が動きを止めた。
その後、少し記憶が飛んでいる。
* * *
痛みに身体が強張る。
「ああ、狭い」
呟きながらも、腰を引くどころかなおさら強く猛った剛直を奥まで押し込まれて、「い、いたい」と泣き言がもれた。
「ごめんなさい。少し頑張って」
断固とした調子でさらに、ぐいぐいと腰を押し付けられる。
あまりの痛さに、目から火花が飛んだ。
「先生、……確認してもいいですか?」
低い声できかれて、千花は何を聞かれているか悟り、かくかくと頷いた。
「言えなくて……、初めてで」
なんとか告げると、肩の荷が下りたように一瞬身体の力が抜ける。
柿崎はその瞬間を逃すことなく、みしっと内側が軋むほど強引に楔を打ち込んできた。
しばらく、そのままの姿勢で二人とも息を整える。
やがて、柿崎がゆるく腰を動かしはじめた。
「先生、はじめてだなんて、そんな」
なぜか媚壁に伝わる圧迫感が、ぐっと増した気がする。
「ね、その先生って、呼び方戻ってる」
ちがうよね? と言うと、柿崎はずずずっと肉杭を抜き、「だけど」と隘路を擦り上げるようにして抜いた肉棒をすぐさま強く突き込みながら言った。
「先生って言うたびに、すごく中が締まるんです。好きなんじゃないですか?」
少しだけ揶揄うような口調で。
背筋にぞくぞくとしたものを感じつつ、千花は柿崎を見上げながら息も絶え絶えに反論する。
「そ、それ、私なの……? 先生呼び好きなの、柿崎くんじゃなくて?」
「ああ。なるほど」
言うなり、逃がさないとばかりに腰を押さえつけられて、引き締まった腰を何度も打ち付けられて、悲鳴が迸り出た。
抽挿は激しさを増し、千花は自分の手で自分の口をおさえながら身悶える。
(私が処女って確認したのに……! そこは「優しくするね」って言うところじゃなくて……!?)
思考はそこまで。
いつしか激しい痛みは去っていて、腰を打ち付けられるたびに膣壁が答えるように収縮し、彼を引き絞るように締め上げる。く、と苦しげな息遣いが聞こえた。
蜜があとからあとから、浸み出してくる。
それが彼の動きをいっそう助けるようで、突き上げられるたびに快感で意識が塗りつぶされた。
「ああ、だめ、もう……」
「先生、腰振ってて可愛い。俺は、気持ちよすぎてやばいです。先生は?」
足を強引に押し広げたり、胸をぎゅうっと潰れるほど強く握られるたびに、絶え間ない快感がさらに高まり、頷くことしかできない。
「ね、やっぱり、先生っていうと、千花さんのここ、すごく俺を締め付けてくる」
くすっと、笑われたような気がする。
何かを言う前に、がつがつと最奥を突くように激しく貫かれて、圧迫感とともに柿崎が動きを止めた。
その後、少し記憶が飛んでいる。
* * *