無自覚姫は今日も美形集団を纏わせる
癒し係・・・って何するの?
「ちょっと~待ちなよ氷空くん~。
専属なんて勝手気に決めるのはどうかと思うなぁ~」
「ど、どういうこと、蓮羅!
蓮羅は違うって前・・・っ」
「いや~、氷空くん~真空ちゃんの魅力は一番わかってるんでしょ~?
ほら~・・・みんなも・・・ね?」
「・・・え・・・」
みんなを見渡した氷空くんはなにやら絶望的な顔になった。
「なんでっ・・・真空、これから笑うの禁止っ!」
えっ・・・私、なんか失礼なことした?!
「いいね~、笑わない真空ちゃん、気になるなぁ~」
え・・・。
ま、やってみるだけならいっか。
すぅぅぅぅぅぅ・・・と顔から表情を消し、みんなを見つめる。
「へっ・・・」
氷空くんが変な声を出し、みんなも固まる。
その中で蓮羅くんだけが口を開いた。
「ひゅ~、真空ちゃんかっこいい~。
真顔になると男の子みたいだし~、心珠くんと双子みたい~」
し、心珠くんと双子・・・恐れ多いっ・・・。
「確かに・・・なんか全部似てる・・・」
「・・・そんなことは・・・な、い」
・・・心珠くん?
どうしたの?
「光栄なはずなんだけどなぁ~。
心珠くんは変わってるね~、あれ、照れてる~?」
蓮羅くんがニヤニヤ笑いながら聞いた時、心珠くんは迷ったように目を伏せた後、ゆっくり言った。
「いや・・・違うんだ、俺、は・・・。
・・・なんでもない」
そう言って俯いた心珠くんはどこか悲しそうな、切なそうな顔をしていた。
「よし、じゃあ動画作り始めようか」
琴李くんの言葉でみんなが机に座り、パソコンに向かい始める。
「真空ちゃんはあそこの奥の部屋に居てね。
疲れた人が休憩するようになってるから」
「わかった、頑張ってね」
「うん、狐も登場させないとね」
氷空くんが話に入ってきてニッコリ笑う。
「あ、ありがとう・・・」
あはは、なんか正式部員なのかもわかんないのに・・・恥ずかしいな。
でも仲間と認めてもらえたみたいで・・・なんかうれしい、ふふっ。
「ちょっと~待ちなよ氷空くん~。
専属なんて勝手気に決めるのはどうかと思うなぁ~」
「ど、どういうこと、蓮羅!
蓮羅は違うって前・・・っ」
「いや~、氷空くん~真空ちゃんの魅力は一番わかってるんでしょ~?
ほら~・・・みんなも・・・ね?」
「・・・え・・・」
みんなを見渡した氷空くんはなにやら絶望的な顔になった。
「なんでっ・・・真空、これから笑うの禁止っ!」
えっ・・・私、なんか失礼なことした?!
「いいね~、笑わない真空ちゃん、気になるなぁ~」
え・・・。
ま、やってみるだけならいっか。
すぅぅぅぅぅぅ・・・と顔から表情を消し、みんなを見つめる。
「へっ・・・」
氷空くんが変な声を出し、みんなも固まる。
その中で蓮羅くんだけが口を開いた。
「ひゅ~、真空ちゃんかっこいい~。
真顔になると男の子みたいだし~、心珠くんと双子みたい~」
し、心珠くんと双子・・・恐れ多いっ・・・。
「確かに・・・なんか全部似てる・・・」
「・・・そんなことは・・・な、い」
・・・心珠くん?
どうしたの?
「光栄なはずなんだけどなぁ~。
心珠くんは変わってるね~、あれ、照れてる~?」
蓮羅くんがニヤニヤ笑いながら聞いた時、心珠くんは迷ったように目を伏せた後、ゆっくり言った。
「いや・・・違うんだ、俺、は・・・。
・・・なんでもない」
そう言って俯いた心珠くんはどこか悲しそうな、切なそうな顔をしていた。
「よし、じゃあ動画作り始めようか」
琴李くんの言葉でみんなが机に座り、パソコンに向かい始める。
「真空ちゃんはあそこの奥の部屋に居てね。
疲れた人が休憩するようになってるから」
「わかった、頑張ってね」
「うん、狐も登場させないとね」
氷空くんが話に入ってきてニッコリ笑う。
「あ、ありがとう・・・」
あはは、なんか正式部員なのかもわかんないのに・・・恥ずかしいな。
でも仲間と認めてもらえたみたいで・・・なんかうれしい、ふふっ。