絶対強者の黒御曹司は危険な溺愛をやめられない
でもどうして?
わたし何かしたかな。
「何そのなーんもわかってないって顔」
「俐月くんこそ、怒ってるなら理由話してくれないとわからないよ」
なんだか俐月くんらしくない。
「あーあ、もう抑えんのやめた」
「……?」
「羽瑠が誰のもんか、ちゃんと身体に教えてやるよ」
俐月くんの瞳、本気だ。
その言葉通り……甘くて刺激的な時間が始まった。
ベッドに沈んだ身体は、されるがまま。
リボンなんかあっさりほどかれて、ブラウスだって簡単に乱されて。
素肌に俐月くんの唇が落ちるたびに、身体は反応するばかり。
「……ぅ、首噛むの、やっ……」
これじゃ痕が残っちゃう……なんて考えられたのは一瞬。
「まだ足りねーよ」