ケーキだけかと思ったら…私まで中条くんに溺愛されました
𓂃.◌𓈒𖡼𓂂
私、中学二年生の 桜 小桃は、お菓子を作るのが大好き。
将来はお菓子を作るお仕事がしたいなって思うほどに、好き。
あることがきっかけで、学園一のイケメンで、不思議な雰囲気をまとう中条れんくんに、私が作ったケーキを食べてもらえることになったんだけど――。
𓂃 𓈒𓏸◌
「ケーキってこんなに美味しかったんだ」
「今日は、何作ったの? 早く食べたい」
そして
「これからも、ずっと僕のためにお菓子を作ってほしい。桜さんのお菓子だけ美味しく感じるんだ」って意味深な言葉まで。
中条くん……。
そんなふうに私が作ったお菓子を食べてくれて、そんな言葉をくれて……生クリームみたいに甘くてふわふわな表情で見つめられたら
すごくドキドキしちゃうよ。
でも、そんなふうに接してくれるのって、レシピ通りに作ったお菓子のおかげなんだよね? だから他の人が作ってもどうせ――。
なんて思っていたのに。
𓏸◌𓂃 𓈒𓏸◌
将来はお菓子を作るお仕事がしたいなって思うほどに、好き。
あることがきっかけで、学園一のイケメンで、不思議な雰囲気をまとう中条れんくんに、私が作ったケーキを食べてもらえることになったんだけど――。
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「ケーキってこんなに美味しかったんだ」
「今日は、何作ったの? 早く食べたい」
そして
「これからも、ずっと僕のためにお菓子を作ってほしい。桜さんのお菓子だけ美味しく感じるんだ」って意味深な言葉まで。
中条くん……。
そんなふうに私が作ったお菓子を食べてくれて、そんな言葉をくれて……生クリームみたいに甘くてふわふわな表情で見つめられたら
すごくドキドキしちゃうよ。
でも、そんなふうに接してくれるのって、レシピ通りに作ったお菓子のおかげなんだよね? だから他の人が作ってもどうせ――。
なんて思っていたのに。
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