ケーキだけかと思ったら…私まで中条くんに溺愛されました
気のせいか、こないだ私の手作りケーキを食べていた時とは違って、食べ方が淡々としているというか、美味しそうではなく感じる。
――どうしてだろう。
もしかして、同じ味ばかりで飽きたのかな?
「中条くんって、毎日甘いお菓子を食べないといけないんだよね?」
「うん、そうだよ」
「私ね、お菓子を作るの大好きだから、たまに作ってこよっか?」
よけいなお世話かな?
断られないか、ちょっと心配になってきた。
甘いものを食べないと眠くなって倒れちゃう中条くんに、なにかしたくて。
そして実は、私の作ったお菓子を食べて、きらきらした表情になった中条くんを眺めたいっていう気持ちもある。
「また、桜さんの手作りお菓子が食べられるの?」
中条くんは、はっとした表情でこっちを見てきた。想像よりも反応が大きい。
「う、うん。食べる?」
「うん。食べる!」
キラキラしながら微笑んだ中条くん。
私は微笑む中条くんを見ると、胸の鼓動が早くなる。
断られなくてよかった。
何作ったら喜んでくれるかな――。
よい反応で、ほっとした。
微笑む中条くんにつられて私も笑った。
――どうしてだろう。
もしかして、同じ味ばかりで飽きたのかな?
「中条くんって、毎日甘いお菓子を食べないといけないんだよね?」
「うん、そうだよ」
「私ね、お菓子を作るの大好きだから、たまに作ってこよっか?」
よけいなお世話かな?
断られないか、ちょっと心配になってきた。
甘いものを食べないと眠くなって倒れちゃう中条くんに、なにかしたくて。
そして実は、私の作ったお菓子を食べて、きらきらした表情になった中条くんを眺めたいっていう気持ちもある。
「また、桜さんの手作りお菓子が食べられるの?」
中条くんは、はっとした表情でこっちを見てきた。想像よりも反応が大きい。
「う、うん。食べる?」
「うん。食べる!」
キラキラしながら微笑んだ中条くん。
私は微笑む中条くんを見ると、胸の鼓動が早くなる。
断られなくてよかった。
何作ったら喜んでくれるかな――。
よい反応で、ほっとした。
微笑む中条くんにつられて私も笑った。