ケーキだけかと思ったら…私まで中条くんに溺愛されました
1*中条くんの秘密✩.*˚
冬休み中の、年が明けた時。
ふわふわ粉砂糖みたいで、甘そうな、雪が降っている日だった。
午後、ちょうど生クリームいっぱいのイチゴケーキを作っていた時に、占い師の叔母さんから連絡が来た。
『今日、お店すいてるから、小桃の今年のラッキーカラーを占うかい? 暇だったらお店においで』って。
そろそろ三時のおやつの時間だから、叔母さんと一緒にケーキを食べようかな?
ワンホールのケーキを6等分に切る。そして、家に置いておく分を大きめなお皿に乗せて、ふわっとラップをかけた。
お父さんお母さんにひとつずつと、お兄ちゃんにはふたつ。
叔母さんと自分の分を白い箱に詰めて、その箱を半透明なビニール袋に入れると、家を出た。
そして今、家から歩いて十五分ぐらいの距離にある、叔母さんのお店に向かっている。
お店のすぐ近くにある公園を通り過ぎようとした時だった。
公園の入口辺りで、誰か、うずくまってる?
雪になじみすぎていて、一瞬、雪のかたまりが人に見えたのかな?っておもったんだけど。
やっぱり、人っぽい。
近くによると、白色のコートを着た男の子が……。
あれ? 同じクラスの中条れんくんだ。どうしたんだろう……大丈夫かな?
ふわふわ粉砂糖みたいで、甘そうな、雪が降っている日だった。
午後、ちょうど生クリームいっぱいのイチゴケーキを作っていた時に、占い師の叔母さんから連絡が来た。
『今日、お店すいてるから、小桃の今年のラッキーカラーを占うかい? 暇だったらお店においで』って。
そろそろ三時のおやつの時間だから、叔母さんと一緒にケーキを食べようかな?
ワンホールのケーキを6等分に切る。そして、家に置いておく分を大きめなお皿に乗せて、ふわっとラップをかけた。
お父さんお母さんにひとつずつと、お兄ちゃんにはふたつ。
叔母さんと自分の分を白い箱に詰めて、その箱を半透明なビニール袋に入れると、家を出た。
そして今、家から歩いて十五分ぐらいの距離にある、叔母さんのお店に向かっている。
お店のすぐ近くにある公園を通り過ぎようとした時だった。
公園の入口辺りで、誰か、うずくまってる?
雪になじみすぎていて、一瞬、雪のかたまりが人に見えたのかな?っておもったんだけど。
やっぱり、人っぽい。
近くによると、白色のコートを着た男の子が……。
あれ? 同じクラスの中条れんくんだ。どうしたんだろう……大丈夫かな?