お姫様が拾われると溺愛が始まるらしい
「佳奈お前」
「何?付き合ってるわけじゃないし、誰のものとかじゃないんだからいいでしょ?」
「だけど」
「俺はお前でいいわ」
「は?俺でいいとか楠ふざけてんのか」
「別に。日生と行けないんだったらお前でいいだけ」
なんか適当に彰を選んだ楠くんがペアを組んだ。
ということは、余ったのが有馬さんと、青柳くん……?
有馬さんは青柳くんの事が好きだから、これは嬉しいんじゃないかな。
そう思った直後、有馬さんが私の方を向いて手をぐっと、とさせた。
そして私の耳元で一言囁く。
「私、青柳くんに告白してみるね」
それを聞いて私はズキンっと傷んだ。
「何?付き合ってるわけじゃないし、誰のものとかじゃないんだからいいでしょ?」
「だけど」
「俺はお前でいいわ」
「は?俺でいいとか楠ふざけてんのか」
「別に。日生と行けないんだったらお前でいいだけ」
なんか適当に彰を選んだ楠くんがペアを組んだ。
ということは、余ったのが有馬さんと、青柳くん……?
有馬さんは青柳くんの事が好きだから、これは嬉しいんじゃないかな。
そう思った直後、有馬さんが私の方を向いて手をぐっと、とさせた。
そして私の耳元で一言囁く。
「私、青柳くんに告白してみるね」
それを聞いて私はズキンっと傷んだ。