お姫様が拾われると溺愛が始まるらしい
宮野さんと青柳くんはご飯を炊く係。
私と有馬さんは野菜を切る係。
彰と楠くんは火を起こしたり、薪を管理する係、という感じで係が割り振られている。
薪や火は完璧だけど、うちわで炎を仰ぐ必要があった。
というのもほかの班は持ってきていたんだけど、私たちは急いでいたから荷物置き場に忘れて来ちゃったんだ。
「私取りに行くわ」
宮野さんが率先して取りに行こうとした時、彰も手を挙げた。
「俺も火起こし係だから取りに行く」
仲のいい2人だから大丈夫、と信じて私たちは2人に行ってもらうことに。
でも心配なことがある。
「あっ!?青柳くんそれ洗剤だから入れないで!」
青柳くんを見る人が居なくなったことが、唯一の不安だった。
私と有馬さんは野菜を切る係。
彰と楠くんは火を起こしたり、薪を管理する係、という感じで係が割り振られている。
薪や火は完璧だけど、うちわで炎を仰ぐ必要があった。
というのもほかの班は持ってきていたんだけど、私たちは急いでいたから荷物置き場に忘れて来ちゃったんだ。
「私取りに行くわ」
宮野さんが率先して取りに行こうとした時、彰も手を挙げた。
「俺も火起こし係だから取りに行く」
仲のいい2人だから大丈夫、と信じて私たちは2人に行ってもらうことに。
でも心配なことがある。
「あっ!?青柳くんそれ洗剤だから入れないで!」
青柳くんを見る人が居なくなったことが、唯一の不安だった。