お姫様が拾われると溺愛が始まるらしい
2人で乗ったからかな……?
「まぁ、俺も遅かったけど諦めないし」
「……?頑張って?」
「無自覚め」
目はいつも通り無感情って感じなのに、口元は綻んでいて私は不思議そうに楠くんを見つめていた。
♡
遠足が終わり、その次の週の月曜日。
「おはよう……!みんな!」
「おはよう純恋ちゃん。そしておめでとう」
「え」
隣にいる青柳くんを界が恨めしそうに見ると、青柳くんが私に微笑んだ。
まるで言ってしまいました、のような……。
界にならいいけど彰も知ってるってことだよね。
「まぁ、俺も遅かったけど諦めないし」
「……?頑張って?」
「無自覚め」
目はいつも通り無感情って感じなのに、口元は綻んでいて私は不思議そうに楠くんを見つめていた。
♡
遠足が終わり、その次の週の月曜日。
「おはよう……!みんな!」
「おはよう純恋ちゃん。そしておめでとう」
「え」
隣にいる青柳くんを界が恨めしそうに見ると、青柳くんが私に微笑んだ。
まるで言ってしまいました、のような……。
界にならいいけど彰も知ってるってことだよね。