Dear you,(拝啓、あなたへ)
柚乃に伝えること
あっという間に、1週間が過ぎた。
残り、20日。
「南花」
柚乃の声に、ハッとした。
「なぁに?」
「少し、中庭に来て」
そう言われ、私達は中庭にあるベンチに腰を下ろした。
「南花、何か隠していることがあるんでしょ」
「え…?」
「1週間前からずっと変だった。悩みがあるなら、聞くよ?」
柚乃は、見抜いていたんだ。今、伝えるべきだろうか。いや、まだ早いかも。
「ごめん、悩みはあるんだけど心の整理がついてからでも良い?1週間あれば、言えるからさ?」
「…、分かった」
柚乃は、了承をしてくれて私は、心のなかでホッと胸を撫で下ろした。
柚乃、ごめんなさい。
私は、もうすぐ居なくなる。
ごめんなさい、柚乃、真城。
残り、20日。
「南花」
柚乃の声に、ハッとした。
「なぁに?」
「少し、中庭に来て」
そう言われ、私達は中庭にあるベンチに腰を下ろした。
「南花、何か隠していることがあるんでしょ」
「え…?」
「1週間前からずっと変だった。悩みがあるなら、聞くよ?」
柚乃は、見抜いていたんだ。今、伝えるべきだろうか。いや、まだ早いかも。
「ごめん、悩みはあるんだけど心の整理がついてからでも良い?1週間あれば、言えるからさ?」
「…、分かった」
柚乃は、了承をしてくれて私は、心のなかでホッと胸を撫で下ろした。
柚乃、ごめんなさい。
私は、もうすぐ居なくなる。
ごめんなさい、柚乃、真城。