わがまま王子
今日は、成人の儀式の日

「ゴールドよ、はやい、ものよの、もう20年がたったわ、お前の、望みを、叶えるのも、この日が最後じゃどんな事でも、言え、叶えてやる、」

「これが、最後ですか!」
しばらく、ゴールド王子は、考えた

「じゃ、あの森の中の、水晶の湖を下さい」

慌てて、王子の付き人が
「それだけは、いけませんあの湖の底には、水晶があり、それを守る精霊たちがおります、その怒りをかう事になります、それに、動物たちの憩いの場所、だから、あきらめて下さいませ、お願いします」

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