わがまま王子
動物たちは、へいを覗いては、去って行く

それを見て
「はっーはっー、気味がいいわ、この森も、湖も、このゴールド王子の者!」

満月が高い木から、見えて来た。

「うっおー、素晴らしい、湖の底の水晶に、照らされて、なんて、美しいんだ」
「誰にも、わたさない! このゴールドだけの物だ」と、大声で叫んだ


付き人は、それを聞くと、姿を消した

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