くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜
「まぁあたしも縛り上げた手前拷問するって言ったけど…専門家じゃないし…」

拷問ってイジメとは、違いますからされる方だけじゃなくする方にもそれなりの胆力を要する。

って事で

「狭霧がおらんのは残念やけど…ご飯にせん?食材は藩邸に腐るほどあるし」

朧に話を振られた白雪は

「なるほど…穏便に吐かせるのね。ならば私の出番だわ」

ちょっと置いてけぼりの左門は

「助かった…正直わしも拷問ともなれば耐えきれる自信がなくてな」

と呟き、ほっと一安心。
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