くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜
拷問しないで事の真相を吐かせる…となれば薬物の専門家の白雪の出番である。

「自白剤ちゃん、出番よ」

と酒に混ぜて仕込みはOK

白雪が準備してる間…縛られた左門に構う事なく、いつも通りファッション雑誌見るのに忙しい朧は、自分の髪の毛を引っ張りながら…

「次は違う色に染めてみるか?」

と人質に無頓着の様子

「それにしてもわしを手玉にとるとは、恐ろしい娘子じゃのう…お主らは、そもそも黒田家で何をやっているのだ?」

あれ?あたし達があれこれ喋らせるっちゃなかったっけ?
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