くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜
「う〜ん…籠屋の営業時間には、まだ間があるし放っておいた方が無難って考え方もある…当面大して役にも立たぬであろう。危ない橋を渡るのは、御免こうむる」

十兵衛…自分ん家でバルサン焚かれた事を何気に恨んでるみたい。

十兵衛が、そう言うなら平尾は右へ倣えである。

ただし白雪は…

「朧、起こさないんですか?ちょっと気合い入れてたのに…」

組織の名誉の為に一個人のやる気は、たまに黙殺される…よくある事である。
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