くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜
「大浦天主堂のあたりか…」

腕組みしてウンウン唸る平尾…今回限りの出演者にも時代考証無視は受け継がれる。

「大浦天主堂って原爆が落ちたとこ?」

と狭霧が口を挟む…が…何故、原爆など知ってる?

「バカ者!原爆は浦上じゃ…大浦は…」

狭霧の無知を一喝して溜飲を下ろした十兵衛だが白雪に遮られ

「坂本竜馬で有名なグラバー邸の近くですわ」

このページのセリフ…全部、時代が違う

とどめが朧の

「動く歩道がある所…老化した十兵衛向きの施設だね」

これで十兵衛が激怒するのは間違いない。
< 211 / 243 >

この作品をシェア

pagetop