くの一反省帖2〜カステラが待ってる〜
迷子の迷子のくの一さん
ムキになって飛び出して来たものの長崎の事なんて何一つ知らないくの一
当然右も左も解らない。
「あのさぁ…後先考えんでじいちゃん達に腹立てたみたいやけど…」
まだ食べ足りない狭霧は何か言いたそう
「朧…どこ行きゃいいか、さっぱりどころか、ここが何処かも解らんやろ?」
「………」
狭霧に痛いとこ突かれた朧は白雪に助け船をねだる。
「私も何処にどう行けばいいかさっぱりやけど…政って山のてっぺんじゃやらんよね?」
白雪の言葉に、しばし考え…
「福岡藩の仕事って見回りやん…って事は人が集まる所行けばいいんよ」
との結論を導き出した。
その判断は果たして…
当然右も左も解らない。
「あのさぁ…後先考えんでじいちゃん達に腹立てたみたいやけど…」
まだ食べ足りない狭霧は何か言いたそう
「朧…どこ行きゃいいか、さっぱりどころか、ここが何処かも解らんやろ?」
「………」
狭霧に痛いとこ突かれた朧は白雪に助け船をねだる。
「私も何処にどう行けばいいかさっぱりやけど…政って山のてっぺんじゃやらんよね?」
白雪の言葉に、しばし考え…
「福岡藩の仕事って見回りやん…って事は人が集まる所行けばいいんよ」
との結論を導き出した。
その判断は果たして…