その溺愛、契約要項にありました?〜DV婚約者から逃れたら、とろ甘な新婚生活が待っていました〜
52 最上の休日【ラッセル視点】*
♦︎♦︎
彼女の甘い声が響く。
首筋に口付けると、ビクリと彼女の肩が揺れて、自分を受け入れている彼女の柔らかくて熱い中がキュッとしまる。
何度も達して、ぐずぐずになっている彼女は、少しの刺激にも反応するようになっている。
ふだんの凛とした彼女も、気高く美しくて素晴らしいけれど、こうして自分の下で蕩けきって、されるがままの余裕のない様子も愛おしくてたまらない。
その姿が、自分にしか見せない姿であるからこそ、余計に。
「っぁ、んっ……っふっ」
たまらなくなって深く口付けて口内を甘く舐め上げる。
可能ならば、このまま食べてしまって、彼女の存在自体を自分のだけのものにしたい。
少し嫉妬してくれた程度でここまで独占欲が暴走し始めるなんてと、心の片隅で自分に呆れながら、それでも彼女を求める気持ちは抑えられない。
すでに彼女は何度も達して、自分自身も2度吐精を終えている。それなのに治るどころか、どんどん彼女を求める気持ちが強くなっているから自分でも恐ろしい。
「っ、はっ……あっ、ぁあっ、んんっ! ぁ、だめぇ、またっ!」
すっかり濡れそぼってグチュグチュと音を立てるそこは、彼女の言葉通りぎゅっぎゅっと中の俺を搾り上げていく。
もう一度イくのだろう。
抽送を止めずに、するりと指を彼女の秘所に滑らせて、結合部の少し上の飾りに愛液をまぶして軽く擦り上げる。
「っああ! ぃやっ、まっ! ……それぇっ! ふっ、ゃぁああん」
追い討ちをかけるような強い刺激に彼女が一層大きく戦慄いて。首を振ると、ビクリと腰を跳ね上げて達した。
「っ……くっ!」
強いうねりと締め付けに、俺自身もその欲を刺激されて達する。
「はぁっん、ぁあっ、はぁっ」
達すると同時に組み敷いた彼女の身体に崩れ落ちる。
彼女の手がするりと伸びてきて、俺の首裏に巻きつく。まだヒクヒクと痙攣する彼女の身体がピタリとしがみついてくる。
意識的なのか無意識なのか、いずれにしても温もりを求めてくれる彼女がことさら愛おしい。
彼女の背に手を回して、力を込めて抱きしめる。
華奢な身体だ。
初めて彼女の身体を抱きしめたのは、元婚約者から彼女を救ったあの夜。
怯えて縋ってきた彼女。きっとあの時は相手が自分でなくてもそうしていたのかもしれない。
でも、今は……
あの頃より少しだけ彼女の心に自分が入り込めた事が嬉しくてたまらない。
そんな事を考えて喜びに浸っていると、するりと首に回されていた彼女の腕が解けて、シーツに落ちる。
抱きしめた細い身体からも、力が抜けていくのを感じた。
ゆっくりと身体を解放して、ベッドに横たえる。
流石にやりすぎてしまったらしい。
彼女は長い睫毛を伏せて、眠りに落ちていた。
深い刺激に翻弄されたせいか、熱を残し上気する肌。その胸元に散る自分のつけた印達。
とてつもなく艶かしいその姿の隣に横になってその身体を抱き寄せる。
無意識なのか、彼女が僅かに身じろぎして身体をよせてきたのを、しっかりと包み込んで、シーツをかぶると睡魔が押し寄せてくるのに任せて自身も眠りについた。
彼女と2人きりで過ごす貴重な休日だ。本当ならば、湖畔を手を繋いで散歩しようと思っていたのだが……こちらの方が有意義に思えた。
彼女の甘い声が響く。
首筋に口付けると、ビクリと彼女の肩が揺れて、自分を受け入れている彼女の柔らかくて熱い中がキュッとしまる。
何度も達して、ぐずぐずになっている彼女は、少しの刺激にも反応するようになっている。
ふだんの凛とした彼女も、気高く美しくて素晴らしいけれど、こうして自分の下で蕩けきって、されるがままの余裕のない様子も愛おしくてたまらない。
その姿が、自分にしか見せない姿であるからこそ、余計に。
「っぁ、んっ……っふっ」
たまらなくなって深く口付けて口内を甘く舐め上げる。
可能ならば、このまま食べてしまって、彼女の存在自体を自分のだけのものにしたい。
少し嫉妬してくれた程度でここまで独占欲が暴走し始めるなんてと、心の片隅で自分に呆れながら、それでも彼女を求める気持ちは抑えられない。
すでに彼女は何度も達して、自分自身も2度吐精を終えている。それなのに治るどころか、どんどん彼女を求める気持ちが強くなっているから自分でも恐ろしい。
「っ、はっ……あっ、ぁあっ、んんっ! ぁ、だめぇ、またっ!」
すっかり濡れそぼってグチュグチュと音を立てるそこは、彼女の言葉通りぎゅっぎゅっと中の俺を搾り上げていく。
もう一度イくのだろう。
抽送を止めずに、するりと指を彼女の秘所に滑らせて、結合部の少し上の飾りに愛液をまぶして軽く擦り上げる。
「っああ! ぃやっ、まっ! ……それぇっ! ふっ、ゃぁああん」
追い討ちをかけるような強い刺激に彼女が一層大きく戦慄いて。首を振ると、ビクリと腰を跳ね上げて達した。
「っ……くっ!」
強いうねりと締め付けに、俺自身もその欲を刺激されて達する。
「はぁっん、ぁあっ、はぁっ」
達すると同時に組み敷いた彼女の身体に崩れ落ちる。
彼女の手がするりと伸びてきて、俺の首裏に巻きつく。まだヒクヒクと痙攣する彼女の身体がピタリとしがみついてくる。
意識的なのか無意識なのか、いずれにしても温もりを求めてくれる彼女がことさら愛おしい。
彼女の背に手を回して、力を込めて抱きしめる。
華奢な身体だ。
初めて彼女の身体を抱きしめたのは、元婚約者から彼女を救ったあの夜。
怯えて縋ってきた彼女。きっとあの時は相手が自分でなくてもそうしていたのかもしれない。
でも、今は……
あの頃より少しだけ彼女の心に自分が入り込めた事が嬉しくてたまらない。
そんな事を考えて喜びに浸っていると、するりと首に回されていた彼女の腕が解けて、シーツに落ちる。
抱きしめた細い身体からも、力が抜けていくのを感じた。
ゆっくりと身体を解放して、ベッドに横たえる。
流石にやりすぎてしまったらしい。
彼女は長い睫毛を伏せて、眠りに落ちていた。
深い刺激に翻弄されたせいか、熱を残し上気する肌。その胸元に散る自分のつけた印達。
とてつもなく艶かしいその姿の隣に横になってその身体を抱き寄せる。
無意識なのか、彼女が僅かに身じろぎして身体をよせてきたのを、しっかりと包み込んで、シーツをかぶると睡魔が押し寄せてくるのに任せて自身も眠りについた。
彼女と2人きりで過ごす貴重な休日だ。本当ならば、湖畔を手を繋いで散歩しようと思っていたのだが……こちらの方が有意義に思えた。