冷酷な御曹司は復讐愛に囚われる~没落令嬢の甘く淫猥な夫婦生活~
さらに私をなぶるかのように、男が体位を変える。男が片脚を立て私の下半身に乗り上げるようにして、より深く突いてくる。
下腹部が圧迫される苦しさと奥をえぐられる刺激に声を上げる私の唇に、男のそれが重なった。
舌を吸い上げられ、一方的に貪るようなキスをされて息もできない。
解放を訴えようと生理的な涙がにじむ目を男に向けると、彼の鋭い眼差しとぶつかった。私を嘲笑っているのだろうと思っていたその顔は、予想に反して厳しくこわばってどこか切羽詰まったような表情をしていた。

まるで何かを必死に訴えようとしているかのように見えて私は彼に見入った。
この男は私を支配している。それなのにどうしてこんな顔をするのだろう。

そう思った途端、急に体が反転させられてうしろから一気に突かれた。
激しい動きが始まって、私は声を上げて意識をとばすことしかできなくなった。

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