まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
ナビーシャにも確認してみたが、たしかに魔物は普通は自分の縄張りを離れることはないそうだ。もし、魔物が縄張りを離れることがあるとしたら、自然災害で大きく地形が変化した時、自分達よりもはるかに大きな魔物に縄張りを奪われた時など、よほどの事情がある時に限られているらしい。
(流星の追跡者以外にも、冒険者が北に行っていたはずだけど……彼らからの報告はないのかな)
『テティウス、気になるならアタシ見てきましょうか?』
(ナビ子さん、行けるの?)
『アタシを誰だと思ってるのよ。馬なら何日もかかる距離でも、飛べば一日かからず着くわ』
(行ってくれたら嬉しいけど、大丈夫?)
テティウスひとりで、体上部だろうか。ナビーシャが側を離れるのはちょっぴり不安でもある。
(流星の追跡者以外にも、冒険者が北に行っていたはずだけど……彼らからの報告はないのかな)
『テティウス、気になるならアタシ見てきましょうか?』
(ナビ子さん、行けるの?)
『アタシを誰だと思ってるのよ。馬なら何日もかかる距離でも、飛べば一日かからず着くわ』
(行ってくれたら嬉しいけど、大丈夫?)
テティウスひとりで、体上部だろうか。ナビーシャが側を離れるのはちょっぴり不安でもある。