まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
「あのね、これ、にいさまからおはな。あと、これ、ベッドをぬくぬくにするまどうぐ。おかしは、おにいさんといっしょにたべて」
「殿下、もう行っちゃうの?」
兄や姉から持たされたお見舞いをイヴェリアのベッドの側に広げる。テティウスが帰るのだと思ったらしいイヴェリアは、心細そうな顔になった。
「ううん、まだいるよ。イヴちゃんがげんきになるまでここにいるね」
王宮には、伯爵から連絡を入れてもらおう。
呪いを引きはがすのも、いろいろおまけをつけてお返しするのも大量に魔力が必要だったから、ちょっとくたびれてしまった。
「ふわ……」
大急ぎで来たから、急に疲れが出てきたような気がする。
イヴェリアのベッドに頭をもたせかけると、そのまま眠りに落ちてしまった。
「殿下、もう行っちゃうの?」
兄や姉から持たされたお見舞いをイヴェリアのベッドの側に広げる。テティウスが帰るのだと思ったらしいイヴェリアは、心細そうな顔になった。
「ううん、まだいるよ。イヴちゃんがげんきになるまでここにいるね」
王宮には、伯爵から連絡を入れてもらおう。
呪いを引きはがすのも、いろいろおまけをつけてお返しするのも大量に魔力が必要だったから、ちょっとくたびれてしまった。
「ふわ……」
大急ぎで来たから、急に疲れが出てきたような気がする。
イヴェリアのベッドに頭をもたせかけると、そのまま眠りに落ちてしまった。